台湾 和製マジョリカタイルの記憶 | TWO VIRGINS | 株式会社トゥーヴァージンズ

台湾 和製マジョリカタイルの記憶
BOOK康鍩錫(著)、 大洞敦史(訳)
発売日:2023/10/24
著:康鍩錫
訳:大洞敦史
定価:2,420円(本体価格2,200円+税)
仕様:A5/並製/214ページ 
ISBN:978-4-910352-72-5

日本統治時代の後半、台湾本島や金門島などで流行した「花磚」と呼ばれる彩色タイル。
「和製マジョリカタイル」と日本で呼ばれるそれは、
今日、わずかに残存する古い建物においてのみ見られ、その数は日に日に減りつつある。
台湾の建築史に燦然と輝く1ページを残すため、
長年にわたるフィールドワークにより張り合わされた、美しきタイルの記録と記憶。

 

Chapter 1 タイルの文化

Chapter 2 世界の彩色タイル文化

Chapter 3 台湾の彩色タイル文化

Chapter 4 彩色タイルの規格と製造

Chapter 5 彩色タイルのデザインと配列パターン

 

ジャンルごとのタイルアーカイブ
草花文/果物/動物/山水・人物/文字・幾何

 

【著者・訳者プロフィール】
著:康鍩錫(こう・だくし)
歴史文化研究者、コミュニティ・カレッジ講師。
1985年より今日まで、台湾の歴史的建造物を対象としたフィールドワークを続けている。李乾朗古建築研究室研究補佐員、台北市古風史蹟協会理事長を歴任。台湾の歴史的な建築および装飾に関する多くの著作がある。
『台湾古厝図鑑』『台湾古建築裝飾図鑑』『台湾廟宇深度導覧図鑑』『台湾門神図録』(以上猫頭鷹出版)、および『大龍峒保安宮建築装飾』『新竹市都城隍廟建築芸術与歴史』『摘星山莊』『彫刻之美――林本源園邸』『桃園景福宮大廟建築芸術与歴史』『板橋接雲寺建築芸術与歴史』『泥塑剪黏之美――林本源園邸細賞系列』など。

 

訳:大洞敦史(だいどう・あつし)
文筆家、三線奏者、蕎麦職人、台湾政府認定観光ガイド、法廷通訳者、台南市日本人協会副理事長。
1984年東京生まれ。明治大学理工学研究科修士課程修了。2012年台南市に移住、ワーキングホリデーと2年間の日本語塾勤務を経て蕎麦レストラン「洞蕎麦」を開業、5年間経営する。現在「鶴恩翻訳社」代表。著書『台湾環島 南風のスケッチ』(書肆侃侃房)『遊歩台南 12位藝術家的台南慢時光』(皇冠)、共著『旅する台湾・屏東』(ウエッジ)『仕事本』(左右社)、翻訳書『フォルモサに吹く風』(陳耀昌原著、東方書店)『君の心に刻んだ名前』(映画ノベライズ、幻冬舎)。nippon.comにもコラムを寄稿。ブログ「素描南風」http://nan-feng.blogspot.com/

 

 

≪メディア掲載情報≫

●TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」太台本屋 tai-tai booksのスタッフの方に本書紹介いただきました(2023/10/31)

●台湾新聞(12月4日発行)、デジタル版台湾新聞第319号にて紹介(2023/12/4)

●日経新聞日曜版、「ビューティフルブックス」コーナーで紹介(2023/12/10)

●雑誌「新建築住宅特集2024年1月号」(新建築社)新刊紹介ページで紹介(2023/12/19)

●雑誌「Pen(ペン)2024年2月号」(CCCメディアハウス)紹介(2023/12/27)

●財団法人台湾観光協会が発行しているフリーペーパー雑誌『台湾観光(NO.633)』で太台本屋 tai-tai booksさまにご紹介いただきました(2024/01/09)

●雑誌「GINZA 2024年2月号」(マガジンハウス)にてライターの北村浩子さんにご紹介いただきました(2024/01/12)