「みんなちがう。それはとっても、すてきなこと」
いつか人魚と友達になりたいと夢見る女の子・エマ。
ある日いつものように海をのぞいていると、青い目をした人魚の女の子・ルーシーが現れたのです。エマとルーシーは、住む世界がちがっても、苦手なことがあってもへっちゃら。ふたりでたくさんの冒険に出かけます。しかし、ある嵐の夜、たくさんのゴミが海に流れてしまい…。
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みんな違っているということ。それは素敵なことだということ。
本当に大切なものが何かを自分で見つけ出すこと。
そして、何かを好きだという気持ちは、誰にも奪えないということ。
これからたくさんの出会いがある子どもたちに、幼い頃の記憶を大切にする大人のあなたへ読んでほしい一冊です。