THE VISUAL ならの作品集 境界の向こう側 | TWO VIRGINS | 株式会社トゥーヴァージンズ

THE VISUAL ならの作品集 境界の向こう側
BOOKならの
発売日:2024/5/28
著者:ならの
定価:3,080円(本体2,800円+税)
仕様:B5/並製/192ページ
ISBN:978-4-86791-006-1

人気イラストレーター・ならのさんによる初作品集!
海や空をモチーフに、非現実的な空想の世界を多く描き、繊細かつ躍動感のある絵柄と、かわいらしい動物や子どもたちのイラストで多くのファンを魅了している、ならのさん。
本書では、ならのさんの描き下ろしを含むカラー作品を100点以上収録。未公開のスケッチや特別インタビューも掲載しています。

 

●はじめにより
水槽の向こう側にいる魚を見て、「この魚はどんな気持ちなんだろう」と考えたことがあります。
空と海の境目。生死の境目。現実と空想の境目。この世界には、越えられないたくさんの『境界』があります。だから「もしその向こう側で暮らせたら」と想像する。そこはきっととても美しくて異質で、強く憧れてしまうから。
でも異世界の住人になることはできない。夢を見たら必ず醒めるように、いつかはこの世界に帰ってこなければならない。
向こう側で遊ぶ “あの子 ” に近づくことはできても、“あの子 ” になることはできない。
お気に入りの絵本を開くように、空想の向こう側へ遊びに行って お気に入りの絵本を閉じるように、越えられない境界をもどかしいと感じていたい。
そんな楽しさと切なさ、その両立の意を込めてこの作品集を『境界の向こう側』と名づけました。
空想世界を旅するように、本書を楽しんでいただければ何よりです。

 

●構成
・空想の向こう側へ
・越えられない境界
・Rough Sketch
・Comic
・Works for Clients
・Interview

 

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【著者プロフィール】

ならの

台湾で1年間保育士として勤めたのち、イラストレーターとして独立。書籍、広告、Web等様々な分野のイラスト制作を手掛けるほか漫画家としても活動。海や空の持つやさしい青と、子どもの持つ神秘性を描くことが好き。

著書に『ならの塗り絵ブック』(グラフィック社)、装丁画担当 『さみしい夜には ペンを持て』(古賀史健著、ポプラ社)。Webメディア「MATOGROSSO」(イースト・プレス)にて漫画「さざなみ町と、はざまの子」好評連載中。

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