世界33か国以上で翻訳出版されているベストセラーLGBTQ+コミック『HEARTSTOPPER ハートストッパー』の作者アリス・オズマンが、17歳の時に書いたデビュー小説。『ハートストッパー』が生まれたきっかけとなる作品。
主人公は人づき合いが苦手で内向的な高校生、トリ・スプリング(『ハートストッパー』の主人公、チャーリー・スプリングの姉)。好きなことは寝ることとブログで、無意味なことだらけの日常に辟易している。
そんなある日、謎のブログ〈ソリティア〉のURLと、マイケル・ホールデンという男の子がトリの前に現れる。妙ないたずらを仕掛けだす〈ソリティア〉、それは次第にエスカレートしていき学校中を巻き込んでいく。〈ソリティア〉の目的は一体…? そして、マイケル・ホールデンは何者なのか…?
トリの視点で描かれる日常、そこで巻き起こる友情や恋愛、人間関係の中にティーンエイジャーたちの “ほんとうの声” が聴こえてくる。
なお、本作はコミック『ハートストッパー』と共通するキャラクターが多数登場しているが、内容はよりダークでシリアスなものになっている。本書冒頭には、「本作には、自殺や自殺未遂、自殺念慮、自傷行為、うつ、摂食障害、脅迫性障害に関する記述があるため、読者ご自身の判断で、安全に配慮してお読みください。」という作者からの注記を記載している。
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