ニットデザイナーの三國万里子さんが、人形を慈しみながら編んだちいさな服と、ことば。
西荻窪善福寺の住宅街にある「三國寮」を舞台に、手作りの洋服とヴィンテージ家具に囲まれて暮らす人形たちの写真と物語、エッセイ４本を収録した『三國寮の人形たち』。このたび、書籍の刊行を記念して、企画展「三國寮の人形たち　西荻窪と、本のある暮らし」を開催いたします。

本展示では、善福寺公園で撮影した書籍未収録の写真や展示用の撮りおろし写真、書籍にも掲載しているイラストレーター・フランスガムさんによる「三國寮」周辺地図の原画を特別に展示いたします。また、登場人物のひとりであり、西荻窪の本屋でアルバイトをしているお人形・ガブリエル（愛称ガブちゃん）が選んだ「ガブちゃんのお店で良く売れているタイトル」の選書フェアも同時開催。書籍とともに、三國さんセレクトのヴィンテージ雑貨も販売します。

三國寮の人形たちと本のある暮らしを覗きに、是非お越しくださいませ。

■プロフィール

三國万里子（みくに・まりこ）
1971年新潟県生まれ。「気仙沼ニッティング」「Miknits」「marikomikuni」デザイナー。
著書に『またたびニット』（文化出版局）、『編めば編むほどわたしはわたしになっていった』（新潮社）ほか多数。50歳から始めた「人形遊び」がこうして本になることにとても驚いている。

【展示詳細】
『三國寮の人形たち』刊行記念
西荻窪と、本のある暮らし

場所：本屋Title（東京・荻窪）
日時：2025年1月31日（金）～2月17日（月）
詳細はこちらから